リプル流山

発達支援を必要とする子どもと家族のための情報ネットワーク

第2回「流山ビジョン:テーマ障害」に参加しました(12/27記録)

2022年11月23日  2022年12月28日 

冷たい雨の中、エルズで行われた Nagareyama Vision 

第2回(テーマ障害)に3人で参加してきました。


週末にHさんがこの情報を見つけてくださったのですが、

なんと流山市の市長と無所属の議員さん4人が、

障害をテーマに話を聞いてくれる機会!? 


このチャンスは逃してはいけない! 

行けたら行ってみよう! 

とスケジュールも確認せずに勢いだけで申し込みました。


そして、なんと三人とも参加できるというではありませんか!


寒い雨の中、いったいどんな人が集まってくるのか。

ドキドキしながらエルズの奥へ進みます。


もっと年配の方が多いのかしら? 

と、第1回の様子を写真などで拝見して想像していたのですが、

ふたを開けてみると若い方から年配まで、様々な年代の方が集まっていてビックリ。

お子さん連れもいらっしゃって、思ったよりも柔らかい雰囲気の中はじまりました。


そして市長と各議員さんたちの挨拶の中で、

流山の障害者支援についての状況、

また学校での状況、国連の勧告、

今後のインクルーシブ教育の話まで、

ざっくりとでも初耳の情報が盛りだくさんで、

それだけでも来てよかったと思えました。


何より衝撃を受けたのは、

流山市だけで30学級に今担任がいない状況というお話です。


実は、知り合いの親御さんからも、

お子さんが小学校に通っている間のほぼ半分は担任がいなかった

とお聞きしていたのです。


でも、それが30学級もあるなんて!


意見交換会が進む中でも、通常の学校だけでなく、

県の支援学校も定員以上に受け入れている状況から、

そのまま支援学級も子供が増えていること。


また学校によっては支援級に入れず通常級で、

というお話も改めて実感することが出来ました。


また、市民からの意見の中で、

流山市で長年発達障害の子どもと家庭の支援を行われている、

NPOのCase Japanさんが質問をしてくださったことで、

この流れを繋がなければ! と、とっさに手を上げて発言させていただきました。


事前に何を言うかなんてまったく考えていなかったので、

とにかく何かを言わねば! と、

現状、子どもが支援級で、でも学校に今行けなくなってしまったこと。


先生の支援体制も整ってないこと、通常級との連携……

実はもう何を話したのか、実は心臓バクバクで覚えていません……。


そしてそのままマイクをSさんにバトンタッチ!


熱のこもった訴えに、司会の議員さんから

「具体的になにかイメージされているものはありますか?」と水を向けられ、

流山市内で発達障害に関する親の情報ネットワークや、

各学校情報をもっと公開してほしいなど、

これまでやり取りして来た思いを伝えることが出来ました。

3連続で発達障害に関する意見が出たところで、

他の方へもマイクをということになりましたが、

ありがたいことに学校教育の特別支援について他の方からもコメントを頂けたり、


例えば視覚障害をもっている子どもはもっといるはずなのに、

市内で障害認定されている子どもはとても少なく、

おそらく適切な支援に結びついていない可能性があることなども伺うこともできました。


あっという間の一時間半。


終了後は議員さんと名刺交換をさせていただいたり、

他の同じような悩みをもつ親御さんたちから声をかけていただけたりと、

飛び込み参加でしたが、とても濃い時間を過ごさせていただきました。


まずはいただいた名刺宛てに送ってみようと、明日も花砂糖ミーティングです。

なにか一つでも、次につながるよう、やれるだけのことはやってみようと思います。



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